これまでブロック・レスナーの側でマイクパフォーマンスを行ってきたポール・ヘイマンは、現在ローマン・レインズとともにストーリーラインを行っています。
しかしレインズとヘイマンの関係性は、レスナーのときと異なる方向性になっているようです。
レスリングオブザーバーのデイブ・メルツァーによると、彼らのストーリーラインのアイデアとして、レインズとヘイマンの関係性は完全にビジネスのみになっていると伝えています。
かつてヘイマンは自身のことをアドボケイトと呼び、レスナーのことをマイ・クライアントと呼ぶなど親しい間柄を示していました。
しかしレインズの場合は友人関係を一切示すことなくビジネスのみの関係に徹しているため、レスナーと異なりヘイマンのマイク中にレインズが笑うことなどはないということです。
レインズとヘイマンはレスナーのときと比べてよりドライな関係性を示すストーリーラインになっているようです。
また『Wrestling News』によると、レインズがヒールとして復帰した背景に、WWEはファンがヒールになったレインズを応援することを想定しており、最終的にレインズがベビーフェイスになることを目指しているようです。
そのためレインズのキャラクターは、これまでのWWEのヒール像とは少し異なるものになっていく可能性があります。