現在ローマン・レインズとともに活動しているポール・ヘイマンは、今週金曜日に行われるSmack Downのプロモーションで『Sports Illustrated』のインタビューに答えました。
ヘイマンは長いキャリアの中で様々な選手とともに仕事をしてきましたが、今回のレインズとの新たな取り組みは、これまでとは全く異なる役割になると語っています。
「33年間パフォーマーとしてキャリアを積んできた自分自身を再定義し、完全に再構築する機会だ。今は部族長の特別顧問であり、これまで演じたことのない役割だよ。私はマネージャーであり、エージェントであり、アドボケイトだった。デンジャラス・アライアンスのCEOをだったし、ECWではエグゼクティブプロデューサーをしてきた。RAWのエグゼクティブディレクターを務めていたし、複数ブランドのゼネラルマネージャーを務めていたこともある。今回は私にとって全く違う役割だ。それが私の見方やアプローチ方法であり、私がこれまで一緒にやってきた他の選手とは全く違う活力に満ちたものになっているんだ」
ヘイマンと言えばこれまでブロック・レスナーのスポークスマンとして活躍してきましたが、レスナーもこの事実を知っていると語っています。
「ブロック・レスナーは私がローマン・レインズと一緒に仕事をしていることを認識しているよ。ここで混乱があってはならない。ブロック・レスナーは彼がやりたいようにやればいい。ブロック・レスナーという名前には興行的な魅力が溢れているよ。もし彼がその人気を利用したいと思ったらいつでも利用できるし、もし彼がリングに復帰すると決意した瞬間に、彼の名前がメインイベントとして響き渡ることになるだろうね」
これまでレスナーとレインズは対戦する機会が多くあったため、一見するとヘイマンがレスナーを裏切ってレインズに翻ったようにも見えます。
しかしヘイマンはこれまでに一貫してレインズのことを称賛してきたとし、今回の行動は理にかなっていると語っています。
「背景を見れば全てが理にかなってることだ。最初から私はローマン・レインズの偉大さを説いてきた。レッスルマニア31ではローマン・レインズとブロック・レスナーがタイトルをかけて戦った。そして私はいつの時代だってローマン・レインズに賭けると言っていた。もし全盛期のローマン・レインズと全盛期のブルーノ・サンマルチノが対戦したら?私はローマン・レインズに賭ける。もし全盛期のリック・フレアーだったら?もちろんローマン・レインズに賭けるよ。レインズ対ハルク・ホーガンなら?対ザ・ロックなら?対ジョン・シナなら?誰と対戦させようとも私はレインズを選ぶし、5年前にも私は同じことを言っていたよ」
ヘイマンとレインズの関係はまだ始まったばかりであり、今後さらに発展していくことになると語りました。
「それは最初の2週間に過ぎない。毎週それを超えていくつもりだよ。その理由はローマン・レインズによるところが大きい。彼は2012年にデビューして以降、WWEのトップに立ち続けてきたが、今の彼は私がこれまで理解していた以上に野心的だよ。彼が今までに成し遂げてきたことの全ては、真の殿堂入りに向けたキャリアの一部分として役立つことになる。ローマンはWWEのトップスターであるという責任感をとても真剣に受け止めており、彼がこれまでのキャリアでやってきたことを今週金曜日に行うつもりだ。彼はSmack Downで期待以上のものを届けてくれるだろうし、ショーが終わればみんなが話題にしているよ。 Believe That (信じてくれ)」