先日からWWEは多くのスタッフの解雇を行っており、また新たなスタッフが解雇されてきています。
『PWInsider』によると、9月10日には60人以上のスタッフが解雇されたとし、その多くは新型コロナウイルスの影響で仕事がなくなっているライブイベントなどのスタッフであると伝えています。
さらに『Wrestling Inc』によると、9月11日も何人かのスタッフが解雇されており、特にライブイベント部門から12~15人が解雇されたと報じています。しかもその中には位の高い部長クラスの人も含まれていたということです。
これによってライブイベント部門は厳しい状況となっており、WWEはすぐにライブイベントを復活させる考えはない可能性があるとしています。
特にブレイ・ワイアットの父親でもあるマイク・ロタンダが解雇されたことは、今後のライブイベントの計画が破棄されていることを示唆するものだと考えられているようです。
パンデミック前は毎週末各地でライブイベントを行ってきたものの、アメリカでの観客数は減少傾向にありました。そのため最近では、パンデミックが終息した後でもライブイベントを削減していく可能性が報じられています。
ちなみにレスリングオブザーバーによると、現時点でこれ以上選手をリリースする予定はないようで、レイオフされていたスタッフを中心に解雇が言い渡されているということです。