先日WWE CEOのビンス・マクマホンは、選手に対してサードパーティと呼ばれる他のプラットフォームを使用しているのを閉鎖するように通達しました。
選手たちは30日以内に活動を停止する必要があり、違反すると罰金、出場停止、解雇につながる可能性もあります。
現時点でサードパーティが何を意味しているのか、選手は何ができて何ができなくなるのか詳細が明らかにされていませんが、『Wrestling Inc』によると、今後のテレビ収録のときに新しいWWEの規定に関する詳細が明らかになることが期待されていたということです。
今のところTwitch、Cameo、YouTubeなどが候補として挙がっており、本名での使用なら認められるのかなども含めて、今後詳細が明らかになる可能性があります。
またレスリングオブザーバーのデイブ・メルツァーによると、WWEが新しい規定を作ることになった背景の一つとして、ラナがInstagram上で広告を掲載していることを挙げています。
ラナは最近『Bang Energy』の広告をInstagramにアップしており、7月31日、8月7日、8月26日に広告の動画を投稿しています。
WWEを通さずに選手が独自にブランドと提携することは、今後許されるなくなるのかもしれません。
さらに『Sportskeeda』によると、WWEは選手が勝手に他のプラットフォームで情報を漏らすことにも不満に思っていたとし、数ヵ月前からどの選手が情報を漏らしているのか内部調査を行っていたと言及しています。
またWWEは所定労働時間中において選手にメディア出演やWWE独自のストリーミングサービスで選手を起用したいと考えているようです。
最近ではAJスタイルズが『Twitch』のライブストリーミングで、新型コロナウイルスに陽性反応だったことを明らかにしていました。
またタイラー・ブリーズとバロン・コービンは、AEWのショーン・スピアーズとともに『Twitch』でゲームチャンネルを持っており、それも不満だった可能性があります。
WWEは自身の目の届かない場所で選手たちに勝手なことをされるのを嫌っているのかもしれません。