パンデミックになって観客を入れることができなくなって以降、WWEでは全てのライブイベントが中止になっています。
それ以前のスケジュールでは、テレビ収録を含めて毎週4日間はライブイベントに当てられていました。
しかしレスリングオブザーバーのデイブ・メルツァーによると、WWE内では新型コロナウイルスが終息した後もライブイベントの数を削減するための話し合いが行われていると伝えています。
WWEの主な収入源はチケット販売、グッズ販売、ペイパービュー、WWEネットワーク、テレビの放映権などがあります。
ところが以前と比べてライブイベントの観客は減少傾向にあり、一方でテレビの放映権収入が増加傾向にあります。
以前であれば多くの観客が入っていたものの、近年ではチケットの販売数が減少し、さらにライブイベントの運営にはコストもかかることから収益面でのメリットは少なくなっています。
またライブイベントの数が多いことで、選手にとって体の負担も大きくなります。
そのためメルツァーは、以前の状況に戻ってもWWEはRAWやSmack Downを含めて週4日のスケジュールは行わないのではないかと指摘しています。
新型コロナウイルスによってWWEも大きく変わることになりそうですが、その一つとしてライブイベントのスケジュールも見直されることになるのかもしれません。