なぜベルベティーン・ドリームは解雇されなかったのか?

今年6月頃に『Speakout』運動によって、ベルベティーン・ドリームが告発されることになりました。

告発された内容によると、ドリームは未成年の少女に性的な写真を送ったとするものがあったり、告発者の一人であるジョシュ・フラーは16歳のときに当時19歳だったドリームからセクハラを受けたとネット上で明らかにしています。

WWEでは実際に『Speakout』運動によって解雇された選手も出てきており、6月以降登場する機会のなかったドリームも解雇されるのではないかと噂もありました。

ところがドリームは先月のNXTで久しぶりの復帰を遂げることになり、解雇を免れることとなりました。

別の選手が解雇されてドリームがされないのは不公平のようにも思えますが、『The Dirty Sheets』によると、ドリームが解雇されなかった理由は法律の抜け道にあったようです。

通常フロリダ州では18歳未満の相手と性的行為を行った場合、法律に抵触することになります。

ところがフロリダ州にはロミオとジュリエット法(ストーリー上ともに未成年だったことからこの名前が付いている)と言われるものが存在しており、お互いの年齢が近い場合に一方もしくは両方が未成年であっても法律に抵触することはないようです。

これに基づいてドリームの弁護士は、彼が法律を破っていないことを証明し、犯罪として立証されなかったためドリームは解雇されずに復帰を果たすことができたということです。

ちなみに告発したフラーはTwitterで、WWEから誰一人調査のために連絡はしてこなかったとし、ドリームが復帰したことについても不満を示しています。

 

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