トリプルHは今週行われるNXTテイクオーバーに向けて電話会議を行いました。そこでルネ・ヤングについて語りました。
このインタビュー前にヤングがサマースラム後にWWEを去ると報じられたことについて、トリプルHはヤングの状況にコメントしないとしながらも、これまでの活躍を称賛しています。
「その状況についてはコメントしないよ。ルネには彼女自身で対処させるが、彼女は人としてもWWEの一員としても素晴らしく、大きな役割を担ってきた。私個人としても彼女と一緒に仕事をすることをとても楽しんできたし、彼女が会社の中であらゆることに挑戦し、頑張っている姿を見るのは素晴らしいことだよ。彼女は全てにおいて最高の仕事をしてくれたと思っている。あとは彼女次第だがこれまでの貢献は素晴らしいものだったね」
現在パンデミックの影響でWWEは厳しい状況が続いていますが、トリプルHは様々な変化がある中でも観客がいないことが特に影響を与えていると語っています。
「COVIDはこれら全てを行うことをある意味では急激に困難にさせているね。物事が変わる瞬間というのがある。例えば最高の脚本を書いてそれが実現するかどうかを待っていても、複数のブランドを持っていると人を移動させることがある。何らかの素晴らしい計画を立てたことが何度もあったが、ケガであれ何であれ、その人が何かしらの理由で別のブランドに行かなければならない瞬間があるんだ。それが全てを変えてしまうんだよ。それに対処することの難しさに加えて、観客がいないと選手がモチベーションを上げ続けることができないという難しさもあるが、彼らは素晴らしい仕事をしてくれた。この業界にいる誰もがファンの反応を得るために仕事をしているし、それが私たちの全てなんだ。試合に勝つために出場して人がどう思おうと関係ないスポーツとは違う。それとは正反対で、ファンの反応のために全てをやっている。だからその反応がなかったり、非常に小さかったり、人が少ないというのは難しいことだよ」