エクストリーム・ルールズで行われたRAW女子チャンピオンシップでは、アスカ対サーシャ・バンクスが行われ、試合はサーシャ・バンクスが勝利してRAW女子チャンピオンとなりました。
しかしこの試合はレフェリーがグリーンミストを受けたことで離脱したため、リングサイドにいたベイリーがレフェリーからシャツを奪い取って、自ら3カウント行って無理やりサーシャ・バンクスの勝利を宣言しました。
レスリングオブザーバーのデイブ・メルツァーによると、この試合は当初アスカが勝利する予定だったものの、試合ギリギリでその計画が変更されていたと伝えています。
メルツァーは推測するに、おそらくRAWの視聴者を増やすためにビンス・マクマホンが行ったものであるということです。
物議をかもすチャンピオンシップとなったことから、ファンにサーシャとアスカの間でRAW女子タイトルがどうなるのかと期待させることで、RAWの視聴者を増やそうとしている可能性があります。
最近では視聴者を増やすためにオートン対ビッグ・ショー、シェイマス対ジェフ・ハーディの試合もペイパービューからテレビへと移されていました。
ちなみにWWE公式サイトでは、欠場となったアポロ・クルーズとともにRAW女子チャンピオンのところはまだアスカのままとなっています。なおSmack Downタッグチームチャンピオンはニューデイに勝利したセザーロ&中邑真輔にすでに切り変わっています。
エクストリーム・ルールズで完全な決着とならなかったことから、近いうちにアスカとサーシャ・バンクスのリマッチが行われることになるのかもしれません。