WWEはこれまでパフォーマンスセンター入場時に検温などをするだけだったものの、観客席にいたNXT選手が新型コロナウイルスに感染したことから、WWE内でも検査が行われることになりました。
そして6月下旬には出演者であるルネ・ヤングやケイラ・ブラクストンが、自らのソーシャルメディアで陽性だったことを公表しました。
『The Dirty Sheets』は、6月中旬に行われた検査で誰が陽性反応だったのか、誰が欠場したのかについて詳細を明らかにしています。以下はその抜粋です。
●WWEは6月16日に抗体検査を行って選手やスタッフを合わせて30人以上の陽性反応者を出した
●抗体検査が陽性で症状のない選手は、WWEで血液検査による再検査を受ける選択をし、もしパフォーマンスセンターの近くに住んでいない場合や行く予定がない場合、パフォーマンスセンターへ向かう前に自分で選んだ病院で血液検査を受ける選択肢が与えられた
●6月16日の抗体検査の陽性者はランディ・オートン、モンテス・フォード、AJスタイルズ、ナイア・ジャックス、マイク・ロメ、フィン・ベイラー、ラケル・ゴンザレス、ショーティG、モジョ・ラウリー、レイ・ミステリオ、アダム・ピアース、ケイラ・ブラクストン、ルネ・ヤング、ジェイミー・ノーブル
●陽性反応となったうち、ヤング、ケイラ、ノーブル、ピアースが勝手に公表してしまったため、ソーシャルメディアアドバイザーの役割が拡大された。全てのスーパースターは投稿する前に、アドバイザーに送って内容を確認してもらい、認められればその後自らのアカウントにそれを投稿するようになる
●オースティン・セオリーは感染ではなく、#SpeakingOut疑惑によって外されている
●ナタリアは感染していないものの、タイソン・キッドが感染したため予防措置として収録から外された
●リヴ・モーガン、マンディ・ローズ、ソーニャ・デヴィルは感染しておらず、全員がバケーションに参加しており、ラナが途中から参加したため収録を外された
●ダニエル・ブライアン、ケビン・オーエンズは6月25日と26日の収録参加を拒否し、オーティスはマンディ・ローズが不在だったため収録で使われず。オーエンズは復帰したが、ブライアンは欠場を選択
●シェイマスは収録の前に症状が出たため、自身の医師によって診察を受けて陽性と診断され、6月16日の収録は欠場。彼は自宅から登場することになった(7月3日に放送)
●シェイナ・ベイズラーはRAWからWWEメインイベントに降格させられ、当初はアスカとサマースラムで対戦する予定だった。しかし今ではナイア・ジャックスがそのポジションになっており、ナタリアとの将来の抗争相手として予定されている
●7月2日から、これまでの抗体検査から1時間以内に結果が出る血液検査に移行されることになった