先週と今週の2週にわたってUSAネットワークでは、NXTのグレート・アメリカン・バッシュが放送されました。
これらのイベントではNXTチャンピオンとノースアメリカンチャンピオンが対戦するなど、かなり力を入れた放送となっています。
レスリングオブザーバーのデイブ・メルツァーによると、NXTを放送したUSAネットワークが何としてでもAEWのFyter Festに視聴者数で勝利したかったことから、これまでにない変更を行ったということです。
メルツァーは、USAネットワークでは過去2週間のショーにおいて、CMの時間を制限することで利益よりも視聴者数を優先していたと言及してます。
それによって試合中にコマーシャルで中断されることがなくなり、NXTはよりペイパービューに近い感覚となりました。
またコマーシャルの数が減っただけでなく、通常よりもピクチャーインピクチャーのCMが増えてあり、さらにメインイベントのアダム・コール対キース・リーではCMが放送されませんでした。
WWEがAEWをかなりライバル視していることは周知の事実ですが、USAネットワークもまたAEWを非常にライバル視しているようです。
なお『Showbuzz Daily』によると、今週のNXTの視聴件数は75.9万人、AEWは71.5万人で、若干NXTが上回ったということです。