WWEのテレビ収録ではこれまでNXTの選手が観客席にいたものの、今週月曜日に行われた収録ではNXTの選手だけでなくファン、友人、家族も観客席で収録に参加していたと報じられました。
しかし後にWWEは声明で収録にはファンはいなかったと言及しています。
ところがタイミングが悪いことに月曜日にWWEは、前の週に参加していたNXTの練習生が新型コロナウイルスに陽性反応になったと発表しました。
『PWInsider』によると、WWEで働いている人の中には、関係者以外の人がパフォーマンスセンターに入るのを許可されたことに不満を持っている人がかなりいるようです。
しかもWWEから選手やスタッフはその事実を告げられなかったことに不公平だと感じていて、感染する可能性があったことに不満を示しているということです。
そして翌日火曜日にはパフォーマンスセンターでの収録が中止になり、関係者全員が検査を受けることになりましたが、水曜日には早速テレビ収録が再開されています。
『PWInsider』によれば、水曜日に再開されたテレビ収録にも、月曜日と変わらず友人や家族も参加していたということです。
WWEパフォーマンスセンター内にいる選手やスタッフは、感染する恐怖と不安な気持ちを抱えながら働いているのかもしれません。