WWEはRAWエグゼクティブディレクターを務めていたポール・ヘイマンが退任することを発表しました。
それによって今後ヘイマンはテレビに登場する出演者としての役割だけとなり、ブロック・レスナーが再び姿を見せる頃に登場する可能性があります。
『Wrestling News』によると、今回の決定はビンス・マクマホンがRAWの視聴件数に不満を持っていたことから下した決定だと伝えています。
またマクマホンがSmack DownよりもRAWに多く関わっていることから、ヘイマンはマクマホンを満足させつつ自分のアイデアを押し通さなければならなかったために、より仕事が難しくなっていたということです。
ヘイマンがこれまでやろうとしていたことは、リコシェ、セドリック・アレクサンダーなど若い選手をなるべくRAWで起用しようと務めてきました。
一方でSmack Downのブルース・プリチャードはビンス・マクマホンの希望に沿ったアングルを行っていることから、両者の仕事は対照的だったようです。
『Wrestling News』によると、ヘイマンを擁護する人の中には、FOXの方がUSAネットワークよりも大きなプラットフォームであり、スター選手を簡単には生み出すことができないことから、パンデミックの後でファンが若い選手に慣れた頃にRAWの視聴件数は上がる可能性があったと考えていた人もいたようです。
またマクマホンはNXTの現状にも不満を持っているとされており、RAWのような変更が加えられる可能性は低いものの、RAWやSmack Downからより多くの選手を起用するといった話もあるということです。