最近ではテレビ収録にファンの代わりとしてNXT選手が観客席にいて、試合を盛り上げています。
先週は月曜日、火曜日、水曜日とWWEのテレビ収録にいたNXT選手でしたが、『Wrestling Inc』によると、その扱いにかなり不満を持っていたようです。
まず選手は新型コロナウイルスの検査のために、10時にフルセイル大学に集合しました。しかしウイルス検査は行われず、実際に行われたのは体温チェックとアンケートの記入のみでした。
その後選手は11時にパフォーマンスセンターに移動して収録が行われました。
その間観客席にいたNXT選手は休憩中以外はずっと立ちっぱなしの状態でした。イスも常設されていないことから、休憩のたびにイスを持ってきて返しての繰り返しだったようです。それが22時頃まで続くことになりました。
そしてNXTテイクオーバー:イン・ユア・ハウスのアダム・コール対ベルベティーン・ドリームの試合が撮影されたときには、さらに厳しいものとなりました。
この試合はフルセイル大学の屋外で撮影される予定だったため、選手は19時に到着するように言われていたものの、雨が降っていたために深夜まで撮影を開始することができなかったようです。その結果、選手たちは朝まで家に帰ることができませんでした。
収録中には歓声によって試合を盛り上げているNXTの選手たちですが、こういった状況から一部の選手は収録の扱いに腹を立てているということです。