AJスタイルズはコーリー・グレイブスのポッドキャスト『After The Bell』に出演して様々な話題について語りました。
そこでAJスタイルズは、レッスルマニア34を含めWWEで中邑真輔と試合をすることについて言及しています。
レッスルマニア34で中邑と対戦したことについてAJスタイルズは、新日本プロレス時代のレッスルキングダム10と比較されたために期待値が高すぎたと語っています。
「(レッスルマニア34では)期待が高すぎたんだ。中邑もそう思っていたと思うが、あの試合では何をしていたとしても期待が大きすぎた。これは多くの人たちが理解していないことだよ。観客、ファン、WWEユニバース、新日本やあらゆる団体のファン全てだ。彼らが素晴らしい試合として雰囲気づけているんだ。それは彼らがどのように反応するかであり、それについて日本のファンはとても敬意を払ってくれているよ。たとえ驚くようなすごい試合だったとしても、同じ反応がないままWWEのリングで同じ試合が行われていたとしたら、そんなにすごい試合だとは思われないだろう。ファンが全てだ。彼らが素晴らしい試合を決定づけるんだ。それが真実であり、多くの人が理解していないだけだよ。レッスルキングダムで戦った経験があったからこそ、あの試合は期待値がとても高かった。それは素晴らしい試合だったと今でも思っているよ」
試合はファンの反応が大事だとするAJスタイルズは、ジョン・シナのことを観客の声に耳を傾けて反応するスキルが高いと称賛しています。
「ロックとホーガンの試合を見ればわかる。私はあの試合を観に行ったんだ。あの試合はそれほどすごい試合ではなかったが、ファンの反応は最高だった。それがあったからこそ名勝負になったんだ。観客の反応からは、私の方がWWEのリングにいる誰よりも多くのことを学んだと最初に言っておくよ。ジョン・シナとリングに上がる機会があったんだ。この男は観客の反応によって動き回れるだけの最高の耳を持っているよ。それは驚くべきことだね」
最近ではRAWからSmack Downへ移籍したAJスタイルズですが、これを機にギャローズとアンダーソンがリリースされたショックを乗り越えたいと語っています。
「私にとって違うものを意味する。今回はFOXに移籍するってことだからね。彼らは本当に良い仕事をしていると思うよ。だから彼らと一緒に仕事ができることに興奮しているんだ。私にとっては良いことだね。自分には変化が必要だったし、これについては何度も言いたくないが、ギャローズとアンダーソンを失ったことで傷ついたんだ。だからRAWから離れることは、それを乗り越える手助けになった。乗り越えられるかどうかはわからないけど、自分の周りの環境を変えるのは、違うことをするのに役立つはずだ。RAWでは彼らとずっと一緒だったからね。だからそこから離れてSmack Downに行くことは、私が多くの成功を収めた場所だし、良いことなんだよ」