4月に大幅なコストカットの一環として、WWEは多くの選手やスタッフとの契約解除を決定し、その中にはカート・アングルも含まれていました。
選手としてはレッスルマニア35で引退したカート・アングルでしたが、それまではRAWのバックステージでプロデューサーとして働いていました。
ところがリリースされたはずのカート・アングルは、今週のNXTでマット・リドル対ティモシー・サッチャーのケージファイトの特別レフェリーとして登場しました。
アングルはWWEと再契約したように思われますが、レスリングオブザーバーのデイブ・メルツァーによると、現時点では新しい契約にサインしていないだろうと伝えています。
WWEからリリースされた選手は競業避止義務によって90日間は他のプロモーションと契約することができません。
メルツァーによると、競業避止義務が終わる7月中旬頃まではWWEがリリースした選手であっても起用することができるため、カート・アングルもそのケースだった可能性が高いということです。
今後WWEと再契約する可能性はあるものの、NXTにレフェリーとして登場したからといってWWEと再契約したわけではないようです。