ボビー・ラシュリーは最近『talkSPORT』のインタビューで様々な話題について語りました。
2018年のエクストリーム・ルールズでラシュリーは、ローマン・レインズをシングルマッチで破ったことがありました。
しかし翌日のRAWでは2つのトリプルスレッドマッチが組まれて、その勝者が最終的にサマースラムで当時チャンピオンだったブロック・レスナーに挑戦できることが発表されました。
そしてトリプルスレッドマッチをそれぞれ勝ち抜いたラシュリーとレインズでしたが、最終決戦でラシュリーがレインズに敗れたために、レスナーとの対戦が実現することはありませんでした。
まだ実現できていないレスナーとの対戦について尋ねられたラシュリーは次のように語りました。
「私たちも他のみんなと同じようにファンなんだ。少なくとも私はそうだね。勝者がブロックと対戦できるって聞いたとき、ようやく私が戦えるのか?って思ったんだ。でもその後に今じゃないとわかったよ。状況がどうなっているのかわからないが、いずれブロックと私はお互い年を取る前に戦えると信じているんだ」
「そしてここで話題を変えたくはないが、ドリュー・マッキンタイアはブロック・レスナーのような存在だ。ドリューとの対戦は、ブロックと同じくらいエキサイティングなものになると思うね。もちろん私はブロックとの対戦を望んでいるよ。それを取り消すつもりはないね。でもどちらの試合も素晴らしいものになると思うよ。最終的には点と点がつながると思うし、今はタイミングよく選手がその場に居合わせているんだと思うから、本当に大きなことがたくさん起こる可能性があると思うよ」
またラシュリーは世界タイトルを獲得することに加えて、若い選手が育つのを支援することが目標だと語っています。
「絶対に世界タイトルを獲りたいね。でももう一つやりたいことがあるんだ。これによって自らの災いとならないことを願っているんだけど、私が最初にプロレス業界に入った頃には、今の自分のような少し年配の人たちがいたんだ。彼らがやったことは、若い選手を育てようとしたことだ。若い選手を育てるには、彼らが追い求めるために何か信頼できる人が必要だ。自分もその一人だと思う。若いヤツらは、私を倒すことに飢えているはずだ。なぜなら私は簡単に倒せる人間ではないからね」
「私が入ったときには、ビッグ・ショー、JBL、ウィリアム・リーガル、フィット・フィンレー、ブッカーT、バティスタなど、乗り越えなければならない選手たちがいたし、彼らは乗り越えるべき巨大な山脈だったんだ。プロレス業界に戻ってきて多くの若い選手に必要とされているのは、こういった男だと思う。私がいつも言っているのは、素晴らしいバッドガイなしに、素晴らしいグッドガイはできないということだ。自分はその素晴らしいバッドガイなんだ。私ならみんながリコシェに私の顔にパンチを食らわせてくれってお願いするまで、来る日も来る日もリコシェをぶん殴り続けることができる。でも彼にはムリだね。私は彼にもドリューにも誰に対してもそういったことができる人間だよ」
なおボビー・ラシュリーは、6月14日のバックラッシュでドリュー・マッキンタイアのWWEチャンピオンシップに挑戦する予定となっています。