先週ドリュー・グラックはSmack DownでICチャンピオンシップトーナメントに出場してダニエル・ブライアンに敗れた後、WWEを退団することが報じられました。
今回の退団はリリースではなく契約満了だったと言われていますが、『The Dirty Sheets』は、グラックが退団する背景にあった話を伝えています。
それによると、まずグラックはWWEクルーザー級トーナメントに参加するために、2016年5月7日頃に1年間の育成契約にサインしました。
その1年後、グラックはより大きな最低保証を得るために3年間のNXT育成契約にサインしています。今回はこの契約が満了したためにWWEを退団したということです。
グラックは金銭的にはこれまでで最も良い1年間を過ごしたものの、より大幅な昇給を望んでいたことからWWEがオファーする契約にサインすることなく会社を離れる決心をしました。
今回WWEからオファーされた契約内容は、以前の契約よりもわずかに昇給されただけだったために、グラックにとってはその内容が不満だったようです。
『The Dirty Sheets』によると、現在WWEではライブイベントがなくなっていることからより無駄をなくす新しいモデルに向かっており、このようなことが一般的になっているということです。
またおそらくWWEはグラックには会社に残って欲しいと思っておらず、グラックがこのオファーを拒否することをわかっていた可能性もあると指摘しています。
グラックは他の選手から人気があったために、引き留める意思があったというメンツを保つためだけにWWEはオファーをしていたのではないかということです。