マネー・イン・ザ・バンクのメインイベントではWWE本社を利用したラダーマッチが行われました。
『PWInsider』は、マネー・イン・ザ・バンクのバックステージニュースをいくつか伝えているのでご紹介します。
●ラダーマッチはライブ放送ではなく、4月15日に撮影されることになりました。しかし全てを1日で撮影したわけではなく、部分を後日追加で撮影していたようです。ただし屋上で行われたものは全て4月15日に撮影されています。
●ラダーマッチはWWE本社の1階から屋上まで登る形式で行われました。しかし実際には上がっていきながら順番に試合を撮影したわけではないようです。
ロビーから始まり、1階のジム、3階、2階、4階にあるビンス・マクマホンの部屋、その後2階の別の場所に戻って、4階の別の場所に行って、ビルの屋上でクライマックスを迎えることになりました。
●試合中レイ・ミステリオとアリスター・ブラックは、バロン・コービンによってビルの屋上から投げ落とされたようなシーンがありました。
しかし実際には照明がついていない場所に投げ込まれただけであり、段ボールの上にクラッシュパッドも置かれていたためとても安全だったようです。
●試合中ダナ・ブルック、カーメラ、ナイア・ジャックスが戦っていたマネー・イン・ザ・バンク・カンファレンスルーム(会議室)はWWE本社の中にある実際の部屋だということです。
それが正式な部屋の名前であるため、ダナ・ブルックが間違って獲ったブリーフケースは本当に天井から吊るされているようです。そのため今回のために用意された小道具ではありませんでした。
●AJスタイルズとダニエル・ブライアンがビンス・マクマホンのオフィスに入ってきました。そしてマクマホンに気づくと戦いをやめて最後にイスを戻して去っていきました。
これはマクマホンとの会議ではイスをあった場所に戻さなければいけないことがWWE内で周知の事実であることから、AJとブライアンの行為はそのことに触れていたものだったということです。
●ビンス・マクマホンのオフィスにあったティラノサウルスの骨は、数年前にトリプルHからプレゼントされたものだったようです。それは常にマクマホンのオフィスにあり、ときにはレッスルマニアのアクセスでも展示されていたようです。