D-ジェネレーションXのトリプルHとショーン・マイケルズは『Inside The Ropes』に出演し、ソーシャルメディアがベビーフェイスやヒールなどのキャラクターに対して果たす役割の大きさについて言及しました。
トリプルHは誰もがソーシャルメディアを利用することで意見を持てるようになったことが、現在のキャラクターを決める要員になっていると語っています。
「今の世の中ではソーシャルメディアのおかげだと思うんだけど、表現したいことを自由に表現できるようになっている。80年代に遡って当時にもしWWFのファンだったとしたら、『私はホーガンが嫌いだ』なんて言いたくなかっただろう。他のみんながホーガンが好きで、自分だけが嫌いな男になりたくなかっただろうから、あまり大きな声では言いたくなかったはずだ。しかし今では誰もが意見を持っている。何を言ったとしても、何をしたとしても、誰かとは食い違うものだし、みんなが意見を持っているものだ」
「誰もが嫌いなはずのキャラクターを作っても、それを好きな人がかなりの割合でいるんだ。そしてみんなが好きなはずのキャラクターを作ると、それを嫌う人がたくさん出てくる。その中の一人としてみんながローマン(レインズ)だと言うだろうってわかるよ。(トマソ)チャンパを見てみると普通ではないが、それは何らかの理由によってそうなってしまったんだ。今では普遍的でわかりやすいベビーフェイスやヒールを考えだすことは、これまで以上に難しくなっているんだよ」