WWEでは現在RAW、Smack Downなどのテレビ番組は毎週行うことができているものの、観客を入れることができていないことからライブイベントの開催はできていません。
レスリングオブザーバーのデイブ・メルツァーによると、選手への給料はライブイベントがないことから現在低く抑えられているということです。
WWEの選手は通常ライブイベントに出場した数に応じて四半期ごとに指定された金額が支払われる仕組みとなっています。しかし現在は行われていないことから、選手はテレビ番組への出演のみに限定されています。
さらにライブイベントによるグッズ販売もなくなっていることから、それによるロイヤリティも選手に入ることはありません。
またメルツァーによると、選手はWWEと契約するときに最低保証に基づいて隔週で支払われるか、もしくはライブイベントやグッズのロイヤリティなどの結果によって隔週で支払われるかを選択できるようです。もしその数字が最低保証額に達しなかった場合には、WWEは年末に差額を支払うことになります。
WWEは先日コストカットの一環として、多くのスーパースターを契約解除することになりました。
しかしWWEに留まった選手でも、特に毎週必ずしもテレビに出演できない選手にとっては、新型コロナウイルスの影響が続く限り、昨年までと比べても稼げていないのかもしれません。