WWEのチーフ・ブランド・オフィサーであるステファニー・マクマホンは、『Sports Illustrated』のインタビューに答えました。
アメリカでは新型コロナウイルスの感染が拡大しているものの、WWEは現在でもフロリダ州オーランドにあるパフォーマンスセンターで収録を行っています。
マクマホンは最大限の安全策を講じているとし、さらに収録に参加するかどうかはあくまでも選手やスタッフの自主性を尊重すると語っています。
「安全対策の面では、何よりもまず全てのパフォーマーやクルーは自由意志です。それは本当に強調するべき重要な注意事項です。またパフォーマンスセンター自体が閉鎖された環境です。私たちは断続的に撮影しています。体温が38℃を超えていたり、海外に出た人や接触した人は誰であろうと立ち入ることはできません。パンデミックレベルに応じた除菌も毎晩施設内で行っています。はっきり言うと、これはやり過ぎかもしれませんが、状況に応じてベストな安全対策を講じています。これは私たちが行っている対策の一部であり、可能な限り広範囲なものになっています。レッスルマニアの形式も変更しました。一度に多くの選手がリングに上がるバトルロイヤルは男女とも行いません」
ローマン・レインズは体調に変化が見られたわけではなかったものの、白血病の闘病により免疫力が低下している恐れからレッスルマニアへの出場を辞退したとされています。
ステファニー・マクマホンはレインズが下した決定について尋ねられ、次のように語りました。
「全てのスーパースターには自主性がベースにあります。彼の個人的な状況を伝えるのは私の立場ではありませんが、私たちはスーパースターをサポートしています。彼らの個人的な見解や心配ごとをサポートしていますが、何度も言うようにこれは全て自主的なものです。特に選手が持病を持っていたり、いかなる理由があってもです。もし誰かが不快な思いをしているのであれば、間違いなくそれを尊重します。選手にはレッスルマニアに出場してもらいたいものの、それは彼らが苦痛を持っていない場合に限ります。どんな理由であれ、彼らが心地よく感じている必要があります。彼らがやりたいようにやらなければいけません。私たちは、特にこの時期に出場するかについて全てのスーパースターの決定を支持し、サポートしています」