ベッキー・リンチが無観客で試合をすることについて語る

新型コロナウイルスの感染拡大により、WWEでは現在行われているテレビの収録が無観客で行われています。

RAW女子チャンピオンのベッキー・リンチは『ESPN MMA』のインタビューで、無観客で戦うことには問題ないとしながらも、考え方を変えなければいけないと語りました。

「私はインディ出身だから、誰もいないところでのプロレスには慣れているよ。アイルランドにいたときにキラーニーあたりで7人の観客の前でプロレスをしたのを覚えているけど、観客の言っていることが全て聞こえてしまうから、そっちの方が悪いんじゃないかと思っているよ。だからそこには誰もいなくても、たまに無礼なヤジが聞こえてくるかもしれないからね。私は観客のエネルギーを糧にしてきたし、観客とのつながりが私を今のポジションまで導いてくれたのだと思っている。彼らがいなければ今の仕事はできなかったね」

「自分の脳の使い方を変えなければいけないんだ。なぜなら向こう側には何百万人もの人たちが見ていることをわかっているから、彼らとは違った形でつながりを持たなければいけないからだ。観客の前で自分がどれだけ上手くいっているか、もしくは上手くいっていないかを彼らが常に反応してくれることで教えてくれるから、同じ満足感は得られないだろう。自己満足は少なくなるが、自分の伝えたいことのニュアンスに集中することができるんだ」

現在RAW、Smack Down、NXT、さらにはレッスルマニアもパフォーマンスセンターで収録が行われています。ベッキー・リンチはWWEが講じている予防策について語りました。

「私自身には何の心配もなかったよ。とても衛生的なシステムを設定することで、そこにいる人数を制限した。唯一残念なのは、私たちが今でもやっていることだと思っている。再び社会に出る前に、感染していないかを確認するため2週間隔離したからね。WWEは全てを調整しているところだし、もしそこにいる理由がなければとっとと出ていけばいい。もし試合やセグメントがあるなら最小限のクルーで撮影することになる。もちろん入るときには検査を受ける。会場に入ったらすぐに医者が出迎えてくれて、体温を測ったり問診票に記入したりするんだ」

今年のレッスルマニアは2日間にわたって行われることになりますが、RAW女子チャンピオンシップはおそらく初日に放送されるだろうと語っています。

「土曜日に行われる初日の夜になると思うよ」

 

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