アメリカ内でも新型コロナウイルスの感染が拡大しており、WWEではライブイベントが中止になった上に、RAW、Smack Down、NXT、さらにはレッスルマニア36もフロリダ州オーランドにあるパフォーマンスセンターで開催されることになりました。
現在WWEでは収録時に感染が拡大しないようにできる限りの対策を行っているようです。
WWEチーフ・ブランド・オフィサーのステファニー・マクマホンは『Variety』のインタビューで次のように語りました。
「通常のイベントでは、選手はショーに出ていないときにケータリングなど様々なところをうろついています。それは今では許されません。選手でもクルーのメンバーでも誰であるかにかかわらず、最初に施設を訪れたらいろいろな検査とスクリーニングが行われます。医師が体温を測り、38℃の熱があると強制的に退去してもらいます」
「もし国外に出たり、国外に出た人と接触した場合にも施設に入ることができません。私たちはできる限りの予防措置を行っています。そのため観客席には誰もいない状態になっています。私たちはパフォーマーやクルーの健康と安全を保つために、全てのガイドラインを遵守しています」
現在収録は全てフロリダで行われていることから、WWEは選手にどこへも行かずにフロリダに留まるように伝えているとマクマホンは語っています。
「フロリダ地域に住んでいる選手が多くいるので、それが非常に役立っています。あらゆる収録を行っている間、私たちは全ての選手に旅行することなくオーランド地域に留まることを求めています」
「WWEはファン第一です。私たちはファンのためにコンテンツを提供し、ファンの情熱に見合う体験を提供することに全力を注いでいます。全てはどうすればファンに最高のサービスを提供できるかが大事であり、それをレンズを通して行っているのです」
またマクマホンによるとWWEは現在、ファンが仮想的にレッスルマニアを体験できる技術を実験中だということです。