アリスター・ブラックが憧れのライガーについて語る

RAWスーパースターのアリスター・ブラックは、『The Bump』でこれまでのキャリアについて語りました。

ブラックは幼い頃からプロレスを見ていた影響から、これまで様々な武道をやってきたと語っています。

「私は幼少の頃からプロレスを見ていた。オランダではWWEを見れなかったが、新日本プロレスや当時アメリカで行われていた他のプロモーションを見ていたんだ。4歳のときリング上で戦っている2人の選手を見て、それを武道だと思った。だから私は両親に武道をしたいと言ったんだ。そして5歳か6歳の頃には空手と柔術をしていたよ」

「その後キックボクシングを始めたんだ。様々なことを少しずつ試したが、主にキックボクシングをやって進歩していった。9歳の頃に武道とプロレスは同じものではないとわかっていたら良かったけど、それをやっていてとても楽しんでいたよ。15歳になるといつもプロレスをやりたいと思っていて、15歳でプロレスラーとしてのトレーニングを始めたんだ。スポーツ・エンターテイナーになろうといつも考えていた。私はこの仕事でレスラーとして自分自身を定義するために武道を使ったんだ」

ブラックがレスラーになるためにインスピレーションを受けた選手の一人に獣神サンダーライガーがいます。

今年1月にライガーが引退したときにはTwitterでメッセージを送っていました。

「私のキャリアの中で最も記憶に残る瞬間だ。私は他の多くの選手と同じように、ライガーから数え切れないほどのインスピレーションを受けてきた。プロレス界のために貢献し、成し遂げてきたことに感謝します」

過去にライガーと戦った試合を振り返ってブラックは次のように語りました。

「獣神サンダーライガーは全く別の存在だった。(ライガーとの試合では)もし今戦う準備が出来ていないなら、今後決して準備ができるようにはならないだろうと自分に言い聞かせたんだ。もし彼と良い試合ができない、もしくは違和感があるのなら、自分はここにいるべきではないとも思ったね。間違いなくプレッシャーや緊張があったけど、彼との試合は言葉では言い表せないものだった。彼は私がテレビで最初に見た選手の一人だし、ずっと見続けてきた選手と今戦っているんだって感じだったね。彼は謎めいているよ。唯一無二で私や他の多くの選手に影響を与えている。私が考えるに、彼はプロレスの中で最も重要な存在だよ」

 

関連記事

TOP