4月のレッスルマニア36では、世界60ヵ国以上のファンが今年の開催地となるフロリダ州タンパを訪れることになります。
現在世界中で新型コロナウイルスが流行していますが、WWEもレッスルマニアに向けて備えているようです。
WWEチーフ・ブランド・オフィサーのステファニー・マクマホンとWWEバイス・プレジデントのジョン・サボールは、今週地元メディアの『The Tampa Bay Times』にコロナウイルスへの準備ができているかどうかと尋ねられました。
ステファニー・マクマホンは次のように語っています。
「私たちのファンだけでなく、スーパースターも含めて健康と安全が一番重要です。いかなる事情があろうと、私たちは誰かを悪い状況に陥らせたくはないと考えています。これらは取る価値のないリスクです」
またジョン・サボールも次のように述べています。
「WWEが行っているライブイベントの数を考慮すると、グローバルイベントは常に観察しています。アメリカのあらゆる分野のビジネスや家族内でも活発に議論が行われています。そのためそれらは続くことになると思っています」
さらにタンパベイ・スポーツ・コミッションのエグゼクティブディレクターであるロブ・ヒギンズは、地元の国際空港や航空局と協力して、レッスルマニアまでの期間にファンの安全を確保していると語っています。
「機敏になって準備を整えていなければなりません。36日間は長く、予測するのは困難です。できるだけ情報を収集し続けて、準備を整えていこうと思っています」
「そしてもし必要なら措置を行っていきます」とステファニーが付け加えています。
日本では様々なプロレスイベントがキャンセルされましたが、4月5日に開催されるレッスルマニア36はまだ予定通り行われるものの、WWEは絶えず状況に注視しているということです。