WWEスーパースターのAJスタイルズは、2010年代が始まったときにはまだTNAにいたものの、2010年代が終わったときにはWWEチャンピオンシップなどを獲得するまでになりました。
AJスタイルズは『Busted Open Radio』に出演して、過去10年間について振り返っています。
「当時私はTNAでやっていてとても満足していたが、その後自分を信じてROHや新日本といった他の場所へ行くことにしたんだ。そしてWWEに移籍することになった。もしそれでキャリアを終えればとても良いことだね」
AJスタイルズはTNAにいた頃、体の大きさや発音のアクセントがWWEに向いていないと思われていたようです。
しかし現在ではWWEで活躍しているため、そういった疑いが間違っていることを証明しました。
「南部のアクセントを持ったヤツがそんなにたくさん話すことになると誰が思っただろうか?そうやって必要とされるのはかなり素晴らしいことだ。時にはショーの大部分に自分が必要だと言われるよ。最初のセグメントや途中のセグメントにいるだけでなく、最後のセグメントにも出番があるって言われるんだ」
「マジか、ショーの全部じゃないかって感じだね。それは本当に素晴らしいことだけど、もう二度とチャンスをもらうことができないかもしれないから、ステップアップの準備が出来ていなければならないんだ。それは間違いないね」
TNA時代の終わり頃、彼らはAJスタイルズに低く見積もった契約オファーを行ったことで、給料を減らすことになったと語ります。そしてそれがプロモーションを去ることにつながったと語りました。
「当時は怖かったんだ。どうなるかわからない。何も約束されていない。これがどこにつながっているのかわからないけど、自分の自尊心は押しつぶされるって思ったんだ。TNAは基本的、私がどんなに一生懸命働いても彼らが支払っているお金ほどの価値はないって私に言っていた」
「自尊心は打撃を受けて不満も溜まっていたんだ。それが私だけだったら簡単なことだっただろうが、まだ怖かった。おそらくとっくの昔にTNAを離れていただろうけど、私には4人の子供がいる。当時は3人の子供がいて、妻は子供の面倒を見なければならなかった。食べていけるかどうかわからないのは恐ろしいことだね」