WWEが1年間にYouTubeで上げた収益はどれくらい?

WWEは現在RAW、Smack Down、NXTやWWEネットワークでコンテンツを放送していますが、それ以外にもYouTubeを使って無料の動画を数多く配信しています。

WWEの公式YouTubeチャンネルは5,280万人の登録者数がいて、これはアメリカの4大スポーツ(NBA、NFL、MLB、NHL)を合計した数字よりも大きいものになっています。

『tubefilter.com』によると、WWEは2019年にYouTubeの収益が1,300万ドル(約14億円)になったということです。

またWWEは、2019年には毎月平均510本の動画をアップしており、これはNBA(平均257本)、NFL(平均174本)、MLB(平均383本)、NHL(平均360本)よりも多い数字です。

さらにWWEチャンネルは2019年月間平均7.5億回の視聴回数を超えており、これは世界で最も稼ぐユーチューバーである8歳のライアン・カジ氏が運営する『Ryan’s World』にも匹敵するということです。

しかし『Ryan’s World』は収益が2,600万ドル(約28億円)だったため、それと比べればWWEの収益が低くなっています。

ただしWWEの場合には、テレビ放送のダイジェスト版などをコンテンツとして多く配信しているため、コンテンツの流用で多くの収益を上げられるのであれば効率が良いとも言えるかもしれません。

現在ではアメリカでもテレビの視聴件数が低下し続けているため、WWEにとって今後YouTubeはますます大事なツールの一つになっていく可能性があります。

 

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