今週ロサンゼルスでは、ESPNが主催する『ESPY Awards』が開催されました。
この式典で現UFCヘビー級チャンピオンのダニエル・コーミエは、ベストMMAファイターを受賞することになりました。
コーミエと言えば、今年の夏にUFCでブロック・レスナーとの防衛戦が噂されていたものの、最終的に対戦が実現することはありませんでした。
この式典に同じく出席していたトリプルH、ステファニー・マクマホンとレッドカーペットで一緒になったコーミエは、WWEで実現できるとジョークを語っています。
「私はブロック・レスナーと戦うことを望んでいたが、彼がそうしなかったんだ。この人たち(WWE)が私から彼を取り上げたんだよ。おそらく私は彼についていくつもりだ」
これに対してトリプルHは「遅くはないよ」と答えました。
さらにコーミエは、「ええ、私たちはWWEでその試合を実現できる」とコメントしています。
コーミエは昨年11月にWWEパフォーマンスセンターで、解説者チームに加わるためのトライアウトが決定していました。
しかし急きょUFC230で防衛戦が決定したことからそれが延期になっていました。
今年3月に40歳になって引退を考えていたコーミエは、現時点ではまだMMAから引退していません。そしてすでに8月17日に開催されるUFC241で防衛戦が決まっています。
そのためもしコーミエが今後WWEに来るのであればもう少し先になるかもしれません。