アスカ&カイリ・セインがWWEでの現在について語る

現在Smack Downでカブキ・ウォリアーズとして活躍するアスカとカイリ・セインは、先月末に日本公演に出演しました。

その直前にはシンガポールでライブイベントが開催されており、彼女たちはシンガポールメディア『Popwire』のインタビューに答えました。

以下はそのハイライトです。

あなたたちはこれまでシングル選手として活躍してきましたが、今はペアになっています。タッグチームとしてどのように楽しんでいますか?

アスカ「カイリがSmack Down Liveに来る前は、私がロッカールームで唯一の日本人女性レスラーだったので少しさみしかったです。だからようやくカイリが来てくれてとても嬉しく思っています」

カイリ「私もとてもハッピーです!私たちは2人とも日本から来ましたが、これまでチームを組んだことはありませんでした。私は長い間アスカさんのファンだったので、今彼女と一緒に仕事ができるのは素晴らしいことです。それに彼女は私にたくさんのアドバイスをくれています。彼女の熱意、ストロングスタイル、笑顔が好きです(笑)」

2人は日本時代に出会いましたか?それともWWEに入ってからですか?

アスカ「WWEです!」

カイリ「私たちはそれまで会ったことがありませんでしたが、お互いに知っていました。当時私たちは別のプロモーションからやって来ました」

日本の観客とアメリカの観客のパフォーマンスの最大の違いは何ですか?

アスカ「観客は様々なことに目を向けて反応します。アメリカの観客は、私たちのパーソナリティやキャラクターといった個性に目を向けていますね」

カイリ「私たちはどちらの観客に対してもパフォーマンスを楽しんでいます。でも主な違いは、アメリカの観客は騒ぐのに対して、日本の観客はたいていより控え目です。彼らはみんなそれぞれ違った方法でショーを楽しんでいると言えますね。日本人の観客は細心の注意を払って大きな瞬間に対して拍手を送ってくれます。一方アメリカ人の観客は、立ち上がったり、チャントをしたり、歓声を上げたり、気持ちが入った行動を起こすのが好きですね」

WWEに加わることは大きなチャンスでもありますが、同時に人生を完全に変えなければいけないため恐れもあるはずです。WWEがあなたたちにとって正しいステップであるとどのように確信しましたか?

アスカ「私はすでに日本では成し遂げたと思っていました。アメリカで女子プロレスの進化に貢献できると信じていたし、そうすることで新しい挑戦が見つかると考えていました」

2人ともWWEで大きな成功を収めましたが、最も誇り高い偉業は何でしたか?

アスカ「私はWWEに来てから5年が経ちましたが、その間とても楽しんできました。でも私にとってはNXTで連勝を続けたことが、試合をすることに対して私をとてもハッピーにさせてくれました。数少ないメインロスターのために、非常に多くの才能ある選手たちが競い合っていました。だから大きなNXTテイクオーバーショーで注目を浴びることができて光栄に感じました」

カイリ「私たち2人もNXT女子チャンピオンだったので、それは私たちにとって大きな意味がありました。もちろんアスカさんはSmack Downのチャンピオンでもありましたし、私はメイ・ヤング・クラシックに勝利したので、すでにたくさんの特別な瞬間がありました。チャンスを待っている選手がたくさんいることを考えると、与えられたチャンスを最大限活かすことができて嬉しく思っています。どれも簡単なものではありませんでしたが、サムライスピリットが大事であり、最高レベルでパフォーマンスし続けられるように努めています」

アスカ「あとロイヤルランブル!ロイヤルランブルを忘れないで!それを勝ち取ったこともかなり大きかったですね(笑)」

アスカはプロレス以外にも興味がありますか?あなたがグラフィックデザイナー、TVゲームジャーナリスト、ヘアサロンのオーナーであることをどこかで読みましたが・・・

アスカ「まだそのヘアサロンのオーナーですよ!そこはアナザーヘブンという名前で、もし訪れたいのなら横浜にあります。ゲームに関しては、UpUpDownDownを見てもらえれば私がTVゲームが大好きだとわかるでしょう。過去にゲームについて書いていましたし、私はニンテンドーDSのフリーランスのデザイナーでした。残念ながら、もうデザインをする時間があまりありません。でも私たちは2人とも自分のコスチュームやリングギアをデザインしています!まだそのようにして自分自身を表現することができるのはうれしいですね」

カイリ、あなたはプロレスラーになる前は女優だったんですね。キャリアを変えるきっかけは何でしたか?

カイリ「それは単なる偶然でした!(笑)私が若い頃、演じることが私の情熱でしたし、それを追求しようとしていました。私が携わっていた演劇作品の一つで、プロレスラーのヒールキャラクターとして出演しました。その演劇をスターダムの人が私を発見し、彼らのイベントに私を招待してくれました。プロレスのアートに惚れたのはそのときです!」

WWEのスケジュールは過酷で激しいものです。常にプレッシャーがある中でどのように対処していますか?

カイリ「それは多くのプレッシャーがあります。私はベストを尽くしたいと思っているので、全ての試合前は緊張します。常にある程度の不確実性はありますが、試合が始まるととても楽しんでいるので、そういった感情は全てなくなります。私はプロレスが大好きで、自分たちが楽しまないと観客も楽しめないと思っています。これによりできるだけ自然に戦うことができているので、勝った負けたにかかわらず、プロレスを楽しむことを忘れないというのは重要ですね」

アスカ「正直なところ、私はベストな状態になるために緊張が必要なタイプなので、プレッシャーは役立っています。もちろんそれが私を圧倒することはないですね。でもプレッシャーと緊張は、試合中でもシャープさを保つために必要なものです」

 

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